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石油化学=7月1~5日:ベンゼン堅調、米国ベンゼン相場高を受け

2019/07/08 07:00

【アロマティクス】

 韓国積みのベンゼン相場は堅調な動きをみせた。米国ベンゼン相場の上昇を受け、同国向けの輸出が意識されたことが強材料となった。北東アジア着のパラキシレン(PX)相場は週前半に騰勢を強めたが、後半に反落。PTA先物相場に連動した動きとなった。

 

【オレフィン】

 北東アジア着のエチレン取引は静かな展開が続いた。売買双方ともに相場の先行きを見極めようと慎重な姿勢を強めた。原料コスト指標であるナフサと比較し、エチレン相場は下げ余地が限られるとみられる半面、依然として多くの誘導品がエチレン相場の上昇によるコスト増の吸収が難しい状況にあること、今後は新規のエチレン設備が稼働を開始することが上値を抑えた。このなか、市場では、売買の唱えすら聞かれづらい商況となった。

 

 アジアのプロピレン市場は、北東アジア着および東南アジア着は小幅ながら上昇したが、韓国積みは軟調となった。

 北東アジア市場では、中国国内相場が堅調に推移するうえ、原油高などが強材料視され、相場が押し上げられた。しかし、先行き供給が増える傾向にあるなか、需要家の買い気は強くない。

 韓国積みはナフサクラッカーの稼働が回復しているなか、供給タイト感が解消されつつある。

 東南アジア着は売り買いの唱えが薄く、北東アジア着に連動する格好となった。

 

 アジアのブタジエン相場は、いずれも弱含んだ。

 アジアのブタジエン市場では、需要が振るわないなか、相場の基調が弱まった。アジア品の売り物は多くないが、合成ゴム相場が軟調に推移する一方、域外品の売り物が見えており、需要家からの買い気が弱い。

 日本では、メーカー1社のBD設備がトラブルで稼働停止した。

 

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