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LNG=7月8~12日:DES北東アジア相場は期近が下落、需要家の動き鈍い

2019/07/15 07:00

DES北東アジア】

 DES北東アジアの相場は先週、期近の8月後半着がわずかに下落した。スポット玉が多く見られた反面、需要家の動きは鈍かった。マレーシア国営ペトロナスが定期的にスポット販売に動いていた。また豪州では現地の冬場であるため生産が好調だった。この他にもブルネイ出しや露ヤマル出しの販売入札が実施されるなど、売り物は潤沢に見られた。ブルネイLNGが8日に締め切った販売入札は、北東アジア向けとして8月25~29日着ベースで落札された。さらに中国石油化工(シノペック)は高在庫のため、カーゴを転売したい意向だった。一方で北東アジアの需要家からは買い動意が見られなかった。LNGのスポット相場は下落傾向にあるものの、高在庫で買いに踏み切れない需要家が多かった。

 

FOB中東、DES南アジアおよび中東】

 インドのグジャラット州石油公社(GSPC)は5日に締め切った8月10~14日着カーゴの買付け入札をキャンセルした。GSPCは購入するカーゴをダヘジ基地もしくはハジラ基地で引き取る意向だった。GSPCは新たな入札で、8月後半着カーゴを購入する意向で、仕向地をダヘジ基地もしくはハジラ基地に指定していた。応札の締め切りは9日だった。インドの買い手はLNGのスポット相場を割安と見ていることから、今後も8月末から9月上旬着カーゴの買付けに動くとの見方が寄せられている。

 

FOB大西洋圏・DES欧州・その他地域】

 欧州では露ノバテックが9日に締め切った販売入札の落札が決まった。スペイン着ベースで蘭TTF天然ガス相場に対してプレミアムで決着した。今回の入札はヤマルプロジェクト出しを対象に実施され、タイミングは欧州向けの場合が8月6~12日着、アジア向けであれば8月21~25日着となっていた。

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