リムマーケットニュース >  週間サマリー

電力=7月8~12日:東西ともに軟調、低めの気温続き上値の重い展開に

2019/07/15 07:00

 78日~12日受渡の電力スポット価格24時間の週間平均は、前週比で東西ともに下落した。低めの気温が続き冷房需要が伸び悩んだ一方、定期点検などで一定期間停止していた火力発電の再開が増えたことで需給緩和が進み、潤沢な売りが投入され、価格も下押し圧力が強まった。

 

 全国需要の3割を占める東京エリアは、最高気温が25度を下回る日が続き、電力需要は前年を20%以上も割り込んだ。こうした需要動向から、売り入札量は連日10kWhを超え、8日受渡では過去2番目の入札量となる113,0526,600kWhに達した。同日の価格は24時間平均で北海道が11.34円と独歩高だったが、東北と東京は677円、西日本は6.21円と、いずれも6円台と割安感が強まったことで、約定量は過去最多となる88,1017,600kWhに達した。

 

 JEPXの先渡市場では、8日に4件の約定が確認された。いずれも関西エリアの昼間型(平日8時~18時受渡)で、720日~26日受渡が11.50円で10MW727日~82日受渡が12.00円で5MW2件、12.10円で10MWだった。市場関係者からは、「足元の価格が非常に安いのに、7月後半とはいえ、一気に上がる可能性は低いのでは。なぜ11円台や12円台で買えるのか分からない」(新電力の需給担当者)との声が聞かれた。

 

 三連休明けの16日の週も上値の重い展開が続く見通し。引き続き、最高気温は低めに推移する予報で、天気も全国的に曇天が予想されているため、買い入札価格も上がらず、価格も低調な展開が解消されそうにない。

 

受渡日

8

9

10

11

12

システム
プライス

6.42

6.64

6.78

6.76

6.96

約定量
(1,000kWh)

881,018

873,721

872,483

864,454

869,271

注:単位は円/kWh

 

 

東京 : 電力チーム  本間  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?