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  • 第296回 ~ナフサって何?足りなくなるって本当?~の巻
    (04/16 12:00)

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    第296回 ~ナフサって何?足りなくなるって本当? ~の巻(2026年4月16日)

    最近、ニュースで『ナフサ』という言葉をよく耳にするけど、どういう物なんだろう?

    ナフサは、原油を製油所で蒸留して得られる石油製品のひとつだよ。ガソリンを作るのにも使われるし、様々な石油化学製品の原料にもなる、とても大事な物なんだ。

    石油化学製品?ってどんなものがあるの?

    一番僕たちに身近な物はプラスチック類だろうね。お菓子のパッケージ、ペットボトル、レジ袋、パソコンや家電の本体……。生活の色々な場面で必要な物にプラスチックは使われているよ。実はタイヤに使われる合成ゴムなんかも石油化学製品なんだよ。

    たしかに生活に欠かせない物ばかりだね。 ニュースでは、ナフサが不足するんじゃないかって言っていたけど、どうして?

    米国とイスラエルによるイランへの攻撃がきっかけで、イランがホルムズ海峡を封鎖したことが原因だね。日本は、原油やナフサの多くを中東から輸入しているけど、今回の戦争で中東からホルムズ海峡を通って来るはずだったタンカーが来られなくなっちゃたんだ。

    中東の原油やナフサが当分届かなくなっちゃうんだね!本当にナフサが足りなくなっちゃうのかな?ナフサが足りなくなったら石油化学製品も作れなくなっちゃうの?

    それは早合点だと思うよ。日本では、原油の民間備蓄と国家備蓄を3月から段階的に放出するなどしてナフサやその他の石油製品が不足しないように対策を取っているね。

    それが少しでも製油所で使う原油の足しになればいいけど。

    石油化学の会社だって製品の生産や供給を止めたくはないからね。中東のナフサに期待できくなった分、ほかの地域でナフサを手に入れようとしているよ。例えば米国などからナフサを買おうとしているみたい。

    石油化学の会社は必死に頑張ってるんだね。

    そうだね。イランの戦争が終わって、物流が落ち着くまでは安心できないけど、あまり慌てるのも良くないと思うよ。

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    (文:田鎖 )
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