28日 原油は反発、見直し買いで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ54セント高の81.89ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(5月限)は同42セント高の86.51ドル/バレルと、いずれも反発となっている。
28日アジア時間午前の原油相場は反発している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は、米エネルギー情報局(EIA)が27日に公表した米原油在庫の増加を受け原油相場は前日下落したものの、「EIA在庫の増加幅が26日に公表された米石油協会(API)の原油在庫と比べると小さいことから、アジア時間で見直し買いが入っている」と指摘した。目先の相場展開については「米国のドライブシーズンが視野に入っているものの、中国景気も悪く、決め手に欠いている。方向感を模索するのではないか」との見方を示した。
日経平均株価は前日比513円12銭安の4万249円61銭で推移している。ドル円相場は1ドル=151.26円と、前日の17時時点(151.71円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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