11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(10月限)は前日終値と比べ1セント安の68.70ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(11月限)は同3セント高の71.87ドル/バレルと、いずれも小動き。
10日アジア時間午前の原油市況は小動き。方向感のない値動きとなっている。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは、「朝方はハリケーンや株高を背景に値ごろ感から買いが優勢であったものの、徐々に売り圧力が強まっている」と指摘した。10日の日経平均株価は朝方は堅調に推移していたが、次第に上げ幅を縮小。為替市場でも円安/ドル高が進んでおり、ドル建ての原油の上値を抑制している。また、今週は米国の大統領選討論会や消費者物価指数(CPI)を控え、様子見ムードも強いようだ。
日経平均株価は前日比51円20銭高の3万6,266円95銭で推移している。ドル円相場は1ドル=143.31円と、前日の17時時点(143.16円)と比べややドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):158.80 (↓1.30)
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