石川県=県有林で創出のJクレジット、17日から販売開始
石川県は17日、国が二酸化炭素(CO2)の削減・吸収量を認証する「Jクレジット」の販売を開始した。販売量はCO2換算で1,175トン。森林経営活動で吸収したCO2を由来として創出した。県は、2022年から16年間の計画で、珠洲(珠洲市)や石動山(中能登町)、山中(加賀市)の合計約800ヘクタールの県有林を対象とする事業を通じ、Jクレジット制度の活用に取り組んでいる。 販売単価は契約年数や購入量による4区分の設定。単年度契約はCO2・1トンあたり4,400円、500トン以上の大口は3,900円。5年以上の契約は同4,100円、500トン以上は3,700円で販売する。申し込みがあった場合は、内容を審査のうえ、適当と判断すれば先着順に購入者を決定する。県は2023年度に合計3,634トンのJクレジットを地元の企業・団体のほか名古屋、東京、横浜の企業に販売した。
(石川県・県有林のJクレジット、販売単価) 表の出所:石川県ホームページの発表資料
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