NTTアノード=バイオマス由来の電力、ドコモのビルに供給へ
NTTアノードエナジーは2日、NTTドコモのネットワーク設備を収容している東北地区のビル3棟に対し、バイオマス由来の電力を供給すると発表した。同社はすでにドコモのビルに対する太陽光由来の電力供給を手掛けているが、12月からバイオマス由来も新たに加える。バイオマス由来の電力はユナイテッドリニューアブルエナジーが運営する「向浜発電所」(秋田県秋田市、出力2万500kW)から調達する。同発電所は秋田県で産出する未利用材由来の木質チップ、パーム椰子殻(PKS)を燃料に使用。このうち未利用材の割合は約7割に上り、NTTアノードは向浜の電力を使うことで、脱炭素に限らず、地元林業の活性化にも貢献できると期待している。
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