陸上ガソリンは前週同様、決め手材料に欠け、小動きに終始した。元売り各社の系列仕切り改定が実質0.1円の上げとなり、卸業者の多くは微調整や様子見を強めた。
月変わり後、全国的に肌寒さが続いたため、灯油の引き合いが思いのほか堅調との声も広く寄せられている。気温が上昇すれば外出や行楽需要が台頭しやすい時期だけに、引き続き天候や気温の推移は注視したい。ガソリンは千葉が週間比0.05円高の132.25円、阪神が同0.1円高の132.2円。
気象庁が14日発表した1カ月予報によると、16~22日にかけて全国的に気温は低めとなりそうだ。23日以降は本州を中心に平年を上回る見込み。