国内石油製品=1月6~10日:陸上ガソリン、割安玉の後退で底上げに
年明けの陸上ガソリンは、割安玉がいったん整理され、千葉や阪神は底上げとなった。全国的な寒波による灯油の堅調地合いや16日に補助金の追加減額も控えており、卸業者の多くが踏み込んだやり取りをいったん見送っている。元売り各社の系列仕切り引き上げも織り込まれ、千葉は週間で1.55円高の137.9円、阪神も同1.8円高の137.5円まで値を上げた。
首都圏で降雪はほとんどないものの、北海道や東北、北陸で大雪のほか、西日本でも厳しい冷え込みと伝えられた。降雪や積雪を前にSSでは灯油のほか、ガソリン満タン意識の台頭、さらに降雪地区では除雪車両関連の軽油需要も伸びている。荒天で転送船の遅れや乱れが各地区で伝えられており、場所によっては瞬間的なタイト感も台頭しつつあるようだ。補助金減額を受けたオーダー増の抑制として出荷数量の制限を設けたこともタイト感に繋がっている。
気象庁によると、目先は東日本で気温が前年を上回るものの、西は寒さが残る見込み。正月気分はほぼ一巡したものの、降雪や積雪による白油3品の実需が台頭する反面、転送船の遅れやローリー配送難が続くようだとタイト感がさらに広がる可能性も出てくる。

首都圏で降雪はほとんどないものの、北海道や東北、北陸で大雪のほか、西日本でも厳しい冷え込みと伝えられた。降雪や積雪を前にSSでは灯油のほか、ガソリン満タン意識の台頭、さらに降雪地区では除雪車両関連の軽油需要も伸びている。荒天で転送船の遅れや乱れが各地区で伝えられており、場所によっては瞬間的なタイト感も台頭しつつあるようだ。補助金減額を受けたオーダー増の抑制として出荷数量の制限を設けたこともタイト感に繋がっている。
気象庁によると、目先は東日本で気温が前年を上回るものの、西は寒さが残る見込み。正月気分はほぼ一巡したものの、降雪や積雪による白油3品の実需が台頭する反面、転送船の遅れやローリー配送難が続くようだとタイト感がさらに広がる可能性も出てくる。

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