2社共同=家庭などの太陽光発電導入で環境価値創出、4月から事業開始
太陽光発電サービスのシェアリングエネルギー(東京都港区)とIHIは13日、家庭や事務所、店舗などに太陽光発電システムを導入することで環境価値を創出する事業を4月から開始すると発表した。環境価値の創出元は、シェアリングが扱う「太陽光発電システムを無料で設置し、電気料金を安くする」サービスを利用する顧客。太陽光で発電した電力のうち、顧客が自家消費した分を、IHIが開発したプラットフォームで管理し、Jクレジット制度を通してクレジット化する。 Jクレジット制度は、省エネルギーや再生可能エネルギー設備の導入や森林管理などによる温室効果ガス排出の削減・吸収量を炭素クレジットとして国が認証する制度。小規模な再エネ電源の場合、単体では費用負担の面などから再エネ価値のクレジット化は困難。両社の新事業により、小規模多数の分散電源からの環境価値を一括してクレジット化する事が可能になるという。
(共同事業のイメージ) 図の出所: シェアリングエネルギー、IHI 記者発表
|
東京 : 戸塚 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.