インドネシア=東南アジア最大の浮体式太陽光発電所を建設
インドネシアが東南アジア最大の浮体式太陽光発電所を建設する。同国国営の電力会社PT PLNとアラブ首長国連邦(UAE)マスダールは8月、この発電所建設のための出資を共同で行うことで合意した。マスダールはアブダビ首長国に拠点を置く再生可能エネルギー会社。新しい浮体式太陽光発電所は西ジャワ州の地トラに設置し、発電容量はピーク時ベースで145MW。デベロッパーはPLNとマスダールの合弁事業会社PT Pembangkitan Jawa Bali Masdar Solar Energi(PMSE)が担う。 建設はすでに始まっており、2022年10~12月期の操業開始を予定している。新発電所は5万世帯の電力をカバーできるとされ、21万4,000トンの二酸化炭素排出の削減に役立つという。 インドネシア政府は2025年までにエネルギー使用の23%を再生可能エネルギーで賄う目標を立てている。また2060年までに二酸化炭素の実質排出ゼロ(ネット・ゼロ)の達成を目指している。 |
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