インドネシア政府はこのほど、国産バイオジェット燃料を使用した航空機の試験飛行に成功したと発表した。今回使用したバイオジェット燃料は、精製パーム油を2.4%混合した航空機燃料で、Biobhutor J2.4と呼ばれる。2つの中型航空エンジンを搭載した双発機に給油した。高度1万から1万6,000フィートで、首都ジャカルタと同国西ジャワ州バンドンの間を飛行したという。インドネシアではパーム油を混合したバイオディーゼル燃料が陸上交通で使用されている。政府関係者は今後、国内の航空燃料としての普及を進める計画。将来的には国際市場で次世代航空燃料として拡販できると期待している。
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