インドネシアの石炭開発最大手ブミ・リソーシズ(Bumi Resources)は4月、米エアープロダクツ・アンド・ケミカルズ(Air Products and Chemicals、APD)と共同で、インドネシアに建設する大規模メタノール製造プラントに出資することを決めた。ブミ・リソーシズ子会社のPT
Kaltim Prima Coal (KPC)が建設を担う。首都ジャカルタの北東に位置する東カリマンタン島のベンガロン(Bengalon)に建設し、石炭を原料にしてメタノールを製造する。年間ベースで600万トンの石炭を使い、約180万トンのメタノールを生産できるという。インドネシア政府は今回の投資規模について、20億ドルを見積もっている。2026年中の操業開始を目標にしているもよう。
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