インドネシア国営のプルタミナは、同社の国内製油所に太陽光発電装置を設置する。プルタミナ・ニュー・アンド・リニューアブル・エナジー(プルタミナNRE)とキラン・プルタミナ・インターナショナル(KPI)は、KPIが運営する製油所に太陽光発電施設を設置することを目的に25年間の提携協定を結んだ。両社はいずれもプルタミナ子会社で、プルタミナNREは再生可能エネルギーの開発を担う。新設する太陽光発電装置で、製油所の操業に必要な電力を供給する。
プルタミナNREとKPIは先に、KPIのリアウ州デュマイ製油所とセントラル・ジャワ州チラチャップ製油所に太陽光発電装置を共同で設けた実績がある。発電能力はデュマイ製油所が2メガワット、チラチャップ製油所が1.34メガワット。今回は合計で6.45メガワットの発電能力を増強する計画で、両製油所に各1施設を追加するほか、新たに南スマトラ州プラジュ製油所と西ジャワ州バロンガン製油所にも新設する見通し。
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