中国石油化工（シノペック）の天津LNG基地では、第2期プロジェクトの9番目の貯蔵タンクが開通し、第2期が完工した。2023年の暖房シーズンを前に同基地の使用が始まる予定だ。

　同基地の総ガス貯蔵能力は現時点で10億8,000万立方メートルに達し、すでに中国で稼働しているLNG受け入れ基地の中で最も大きい。

　第1期プロジェクトは2018年2月に商業運転を開始。第2期の基地建設は2020年4月5日に始まっていた。