シンガポールは、インドネシアから再生可能エネルギー由来の電力の輸入を計画している。今後5年以内に輸入を開始する見通しで、数量は、年間ベースで現在のシンガポールの電力消費量の15%に相当する約2ギガワットを予定しているという。シンガポール政府は先に、やはり再生可能エネルギー由来の電力をカンボジアから1ギガワット輸入する見通しであることを公表している。同政府は2035年までに、4ギガワットの再生可能エネルギー由来の電力を輸入することを狙っており、この達成が十分視野に入った格好だ。シンガポールは現在、電力の95%を天然ガスを燃料とした火力発電で賄っている。
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