タイの首都バンコクで路線バスを運行するバンコク大量輸送公社(Bangkok Mass Transit
Authority、BMTA)は4月20日、年内にも電動バス(EVバス)500台の導入を計画していると発表した。すべてが冷房車となる予定で、同数の天然ガスを燃料とするバス(NGVバス)との入れ替えとなる。政府が推進する環境問題対策や脱炭素計画に沿うもの。BMTAは今後も、順次NGV
バスをEVバスに切り替えていく方針だ。
BMTAは現在、2,884台(うち冷房車は1,364台)の路線バスを運行。ディーゼルや天然ガスを燃料とする車両や電動バスなど複数タイプのバスを使用している。このうちディーゼルや天然ガスを燃料とする車両は、2029年までに現在運行の40%に当たる920台まで縮小する計画だ。
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