中国=CNOOCの第2期太陽光発電プロジェクトが本格始動
中国海洋石油工程(CNOOC Engineering)は3日、珠海の深海製造基地において、太陽光発電・蓄電・充電設備を備えた中国最大規模プロジェクトの第2期工事を本格始動したと発表した。このプロジェクトが成功した場合、広東省・香港・マカオ粤港澳大湾区におけるクリーンエネルギー生産の促進に寄与する。 同プロジェクトは3期に分かれており、第1期は2023年7月に完成し、設備容量は6,500kW、年間平均発電量は645万kWh。第2期は設備容量9,300kW、総面積8万平方メートルに及ぶ。年間920万kWhの発電が可能となり、火力発電などの非再生可能エネルギー源への依存をより一層低減すること可能だ。 プロジェクト全体では、一連のサイクル全体を通して25年間の稼働が見込まれている。2期にわたる太陽光発電設備の総設置容量は1万5,800kWとなっており、一連のサイクル全体で約4億kWhのクリーン電力を発電することが見込まれている。この地域における再生可能エネルギーの普及率は45%に及び、二酸化炭素排出の削減量は合計で20万6,000トンに達するとみられている。 |
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