中国=新奥舟山LNGターミナル、年1,000万トンに増産
新奥集団のLNGターミナルは第3期工事が完了し、操業を開始した。6日に第3期で完成した施設および貯蔵タンクを使用する最初のLNG船が入港した。 同ターミナルは、中国国家能源局が承認した初の民間プロジェクトで、浙江省の貿易港の中心地に位置する。 ターミナルは2018年10月19日に操業を開始した。第1期のLNG輸送能力は年間300万トンで、16万立方メートルの貯蔵タンク2基を有する。第2期は21年6月に操業を開始し、年間500万トンのLNG輸送能力を備え、総貯蔵容量は64万立方メートル。第3期では、22万立方メートルの貯蔵タンク4基を増設。総貯蔵容量は152万立方メートルとなり、年間貯蔵能力は1,000万トンに達した。これらの増設を受け、同ターミナルは長江デルタ地域3,000万世帯以上の年間ガス需要を満たすことが可能となった。 |
北京 : 馬 東偉 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.