中国=ベンゼンおよび誘導品市場動向
中国のベンゼン相場は、需給引き締まりを受けて下支えされている。今週以降、港の在庫が積み上がりつつあるものの、誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場が強含んでおり、ベンゼンに対する買い気が強い。海外市場がこのところ堅調に推移していることも強材料となっている。
SM市場では、輸入品の到着が少ない一方、輸出向けの買い付けが活発となっており、スポット市場では売り物が多くない。当面は堅調な市況が続くとの観測がある。
カプロラクタム(CPL)市場では、製造設備の稼働率が70%程度と低水準に維持されており、供給に引き締まり感がある。需要家は必要玉のみを買い付けている。
フェノール市場では、売り物が多いものの需要が振るわず、荷余り感がある。
ベンゼン市場の先行きについては、ガソリン基材としての需要、原油市場動向、中国国内の経済政策および誘導品設備の稼働状況など注目がされている。
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