中国=プロピレンの市場動向
旧正月休暇を前にした中国のプロピレン市場は、このところ供給タイト感が強まり堅調に推移している。中国国内でプロパン脱水素(PDH)設備やメタノール法オレフィン(MTO)設備の稼働が停止したり、減産となったことが背景にある。
複数のPDH設備が採算悪化または定修のため稼働を停止。また、複数のMTO設備が、原料不足および原料コスト高を背景に減産または稼働停止となっている。イランでガスの使用が制限されており、メタノールの生産量および輸出量が減っているという。
また、日韓のナフサクラッカーおよび残渣油流動接触分解装置(RFCC)で定修が相次いでおり、プロピレンの輸入も限られている。こうしたことから中国国内の供給には引き締まり感が強い。
一方、一部を除きポリプロピレンなど多くの誘導品は需要が弱く、相場が軟調に推移している。このため2026年の誘導品設備の稼働は低水準に維持されるとの観測が出ている。
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