中国=ポリエステルの原料市場動向
中国のポリエステル原料市場は、需給引き締まり観測を受けて相場の基調が強い。誘導品メーカーの設備が今後、稼働再開する見通しとなっている一方、原料の生産設備は定修を予定している。
原料の一つである高純度テレフタル酸(PTA)市場では、3月に恒力石化の生産設備2基が定修入りする見込み。また、現在定修である逸盛石化など一部設備の再開時期が決まっていない。このためPTA供給は当面、引き締まり感が続くとみられる。
エチレングリコール(MEG)市場でも、PTA同様に先行き定修入りを予定している設備が多い。このため足元の供給潤沢感は解消される見通しだ。
一方、誘導品市場では、これらの原料を調達する複数のポリエステルメーカーなどが、先行き定修から設備を再開する見通しだ。足元では旧正月連休明け後の稼働再開が遅れているものの、3月以降に原料の需要が増えるとみられている。
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