マレーシア=バイオディーゼルB15 を6月1日から導入
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マレーシア政府は6月1日からバイオ燃料B15を導入する。B15はパーム油由来のメチルエステルを15%混合したディーゼル燃料で、現在は10%混合(B10)を義務付けている。まずはB12の普及を直ちに実現し、6月1日からの混合比率15%の義務化を実現させたい構え。 バイオ基材の混合比率の引き上げを急ぐ背景には、中東危機に伴い2月末以降、ディーゼル燃料(軽油)価格が高止まりしていることがある。国民生活の安定化を図るために、国産パーム油を有効活用する。マレーシアは世界2位のバーム油生産国となっている。同国はこのほか、燃料の補助金制度を採用しており、補助金向けの支出が急拡大し国家財政を圧迫している。 B15は政府が認可した19工場で生産されるという。B20の早期導入も検討しており、数年でB50導入も可能との強気な発言も政府首脳から聞かれる。マレーシアのパーム油生産数量は年間2,000万トンで、このうち130万トンがバイオ燃料向けとなっている。B15が普及すれば、さらに40万トンがバイオ燃料向けとなるとの試算もあるという。 |
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