インドネシア=バイオディーゼル「B50」の7月導入を発表
|
インドネシア政府はこのほど、7月1日からバイオディーゼルB50を導入すると発表した。B50はディーゼル油と、パーム油を原料に製造したバイオ燃料を50%ずつ混合したもので、陸上輸送用に使われる。同国は現時点でB40の使用を義務付けている。 中東危機を背景に化石燃料の国際取引価格が高止まりしているうえ、供給不安も根強い。またインドネシアのように国内のガソリンやディーゼル燃料に補助金制度を施行している国は、支出増により財政が圧迫されている。 同国は世界第1位のパーム油生産・輸出国であることから、自国資源を活用することでエネルギーの安全保障を強め石油燃料の輸入を削減する計画。B50が普及すれば年間400万klの石油製品輸入を減らすことができ、財政負担を年間48兆ルピア(約4,800億円)縮小できるとの試算もある。 一方、B50の導入に伴い、混合基材となるバイオ燃料の使用量は現在より30%多い年間2,010万klとなるとの観測もある。このため供給確保と安定した流通を順調に実現できるか懸念も根強い。 |
|
|
シンガポール : 萩本 智史 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.


