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中国国家能源局が最近発表した報告書によると、中国の天然ガス消費量は2026年に4,350億立方メートルに達し、前年比約1%増加する見通しだ。地政学的緊張の高まりと主要航路の封鎖により、世界の天然ガス供給は逼迫し、国際ガス価格は大幅に上昇した。こうした複雑な外的要因に対し、中国の天然ガス業界は生産、供給、貯蔵、販売の各分野で協調的な取り組みを行い、概ね安定した市場環境を維持しているという。
今年上半期の国内天然ガス生産量は1,330億立方メートルで、前年同期比約1.6%増加した。一方、天然ガス輸入量は5,738万トンで、前年同期比3.5%減少した。輸入の内訳は、パイプラインによる天然ガス輸入量は前年同期比1.2%減、液化天然ガス(LNG)輸入量は同5.8%減となっている。国内天然ガス消費量は2,130億立方メートルと推定され、前年比1.1%増加した。
部門別では、都市部のガス消費量は安定的に増加し、特に運輸部門では大型トラック向けのLNG燃料が大幅な伸びを示した。発電部門のガス消費量は、石炭火力発電所や水力、風力、太陽光発電のような再生可能エネルギー源からの供給が豊富なため、おおよそ横ばいだった。産業用ガス消費量は前年比で減少したが、この主な要因は価格変動に敏感な産業、エネルギー消費量の多い産業、付加価値が低い産業に代替需要が発生したため、これら産業のエネルギー需要が減少したためだ。化学・肥料産業のガス消費量もわずかに減少した。
中東からのLNG輸出が10~12月期に回復した場合、相場の基調はわずかに緩和する可能性がありそうだ。しかし、欧米における強い在庫補充需要、欧州の異常な気温の高さによる天然ガス需要の増加、中国の天然ガス相場が堅調に推移していることを考慮し、世界の天然ガス市場は下半期も逼迫状態が続き、国際ガス価格は激しく変動する可能性が高い。国内経済は着実に成長しているため、安定した天然ガスの需要が見込まれている。
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