中国=MTO設備の稼働状況
中国のオレフィン設備(MTO)の稼働率が60%以下に落ち込んでいる。採算が悪化していることに加え、原料であるメタノールの供給タイト感が続いていることが背景にある。
9月までMTO設備の稼働率は66%程度で推移していたものの、10月に入り南京城志(Nanjing Chengzhi)の設備が稼働停止したことにより、沿岸部のMTO設備は全面停止となった。
沿岸部のMTO設備は輸入品のメタノールを原料に使用しているが、中東情勢の悪化を受けてイランなど中東品の輸入量が大幅に減少している。ホルムズ海峡の通航が困難でフレートが上昇、原料コストの上昇につながっている。このため沿岸部では供給タイト感が強い。
需要面では、主要誘導品であるポリプロピレン相場が軟調に推移しているため、MTO設備は採算割れの状態となっている。
一方、西北部地域にあるCTO設備は国産炭を原料としているため、収益が良好という。このため、CTO設備の稼働率は80%以上に維持されている。
MTO設備の定修状況は以下のとおり
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中国国内のMTO設備の稼働状況 |
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企業名 |
年産/万トン |
稼働状況 |
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寧波富徳 |
60 |
9月19日稼働停止、再開時期未定 |
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南京城志No.1 |
30 |
10月18日稼働停止 |
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浙江興興 |
69 |
1月12日稼働停止、再開時期未定 |
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東方盛虹 |
80 |
5月29日稼働停止、再開時期未定 |
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南京城志No.2 |
60 |
10月19日稼働停止 |
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常州富徳 |
33 |
2023年11月1日から稼働停止 |
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山東陽煤 |
30 |
9月18日稼働停止 |
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山東聯泓No.2 |
90 |
10月9日稼働停止 |
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山東魯西 |
30 |
6月下旬から稼働停止 |



