1日 原油は反発、持ち高調整の買いも米中協議見極めで上値限定
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比17セント高の54.35ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同9セント高の59.71ドル/バレルと、ともに小幅反発している。 マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「前日の海外市場での下落を受けた持ち高調整の買いがみられる」との見方を示した。一方、同氏は、「新たな強材料に乏しい」と指摘した上で、米中貿易摩擦解消への不透明感から中国経済の後退に伴う原油需要の減速が連想され、「相場は下げ圧力に晒され、上値は重い」と述べた。 日経平均株価は前日比94円77銭安の2万2,832円27銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.03円と、前日17時時点(108.61円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):92.61(↓0.08)
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