7日 原油は小幅続落、米中貿易協議の見極めで様子見ムード
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比3セント安の56.32ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同1セント安の61.72ドル/バレルと、いずれも小幅続落している。 米中貿易協議の合意署名が12月にずれ込むと報道されたことを受け、ニッセイ基礎研究所の上野剛志シニアエコノミストは「米中協議の動向を見極めたいとの動きが見られる」という。 米エネルギー情報局(EIA)が6日に発表した週間石油統計で、米原油在庫が事前予想の前週比152万バレル増を大幅に上回る同793万バレル増となったことで、原油の供給潤沢感から売りの動きが見られる一方で、前日の海外安を受けた値ごろ感からの買いが進んでいることから上野氏は「強弱材料でもみ合いが見られ、相場の動きは小動きに留まっている」と付け加えた。 日経平均株価は前日比25円4銭安の2万3,278円78銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.77円と、前日17時時点(108.98円)と比べややドル安・円高方向に振れている。 |
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