11日 原油は反落、リスクオフムードが相場を下押し
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、先週末比39セント安の56.85ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同47セント安の62.04ドル/バレルと、ともに反落している。 米中貿易協議の中で、対中制裁関税の撤廃合意に関し中国商務省とトランプ米政権の発表内容が大きく異なることから、合意への不透明感が広がっている。このため、マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「リスクオフムードに入っており(原油は)売られている」と述べた。米中貿易協議進展への新たな情報が浮上しない限りはリスクを取りづらく、市場参加者は買いポジションを取りにくいようだ。 日経平均株価は先週末比14円94銭安の2万3,376円93銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.09円と、先週末17時時点(109.29円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):92.02(↓0.13)
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