15日 原油は反発、サウジの10月生産の回復幅が事前予想より限定的との見方
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(12月限)は、前日比28セント高の57.05ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(1月限)は、同27セント高の62.55ドルと、いずれも反発している。 石油輸出国機構(OPEC)が14日に発表した月報によると、サウジアラビアの10月原油生産が、ドローン攻撃で急減した9月以前並みの水準まで回復した。ただ、「攻撃前を大幅に上回る水準までの増加幅ではないため(需給緩和懸念が和らぎ)原油が買われやすくなっている」(楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリスト=写真)。また、WTIはこのところ57ドル付近での推移が続いたため、吉田氏は「前日の海外相場が57ドルを割り込み、足元は自律反発的に上昇した面もある」と分析している。 日経平均株価は前日比146円38銭高の2万3,287円93銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.57円と、前日17時時点(108.75円)から若干ドル安・円高方向に振れている。 ◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):90.04(↓0.06)
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