13日 原油は続伸、米中協議の進展期待を受けた株高が支え
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は、前日比32セント高の59.50ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は、同43セント高の64.63ドル/バレルといずれも続伸している。 米中通商協議について、トランプ米大統領は関税引き上げを見送ったことを受け、マーケットエッジの小菅努代表取締役は「米中貿易関係の関係向上を期待し、景気後退見通しが払拭され米株は上昇。同様にリスク資産である原油にも買いが入った」と述べた。加えて、ブレント原油は英総選挙の出口調査で、保守党の圧勝が見込まれたことからポンドが急騰した。同氏は「現在は需給バランスではなく、株や為替要因で原油価格は左右されやすい」と付け加えた。 日経平均株価は前日比536円16銭高の2万3,960円97銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.53円と、前日の午後5時時点(108.64円)と比べて、ドル高・円安が進行している。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):95.83 (↑0.09)
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