26日 原油は続伸、API在庫の大幅減やリスクオンの流れで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は24日比で23セント高の61.34ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同19セント高の67.39ドル/バレルと、いずれも続伸している。 米石油協会(API)が24日に発表した週間統計によると、米原油在庫は前週から790万バレル減と大幅な取り崩しとなったため、需給引き締まりが意識されたようだ。これに加え、三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国による協調減産枠の拡大や米中貿易協議の進展を受けて地合いの強い状態が続いているほか、株式相場や金相場などの好調さからリスクオンの流れもある」と指摘した。 日経平均株価は前日比103円32銭高の2万3,886円19銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.53円と、前日17時時点(109.35円)と比べてドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 101.13 (↓0.33)
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