21日 原油はまちまち、WTIは休場で供給難を織り込み済み
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(2月限)は、先週末比6セント高の58.60ドル/バレル。一方、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は、前日比15セント安の65.05ドル/バレルで推移している。 ニューヨーク市場では20日、キング牧師生誕日の祝日のため休場。一方、北海ブレント相場は底堅い展開を見せた。WTI原油相場は、海外市場の取引時間外に産油国リビアとイラクで原油の一部生産停止が伝えられたことを受け、「供給不安が材料として消化されている」(マーケットエッジ=小菅努代表取締役)。他方、北海ブレント原油相場が反落している点について、同氏は、「(長期的にみた原油の)供給過剰感は根強く、相場の重しとなっている」との見方を示した。 日経平均株価は前日比217円25銭安の2万3,866円26銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.98円と、前日17時時点(110.13円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):101.68(↑0.91)
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