29日 原油は続伸、アジア株高と米原油在庫減が支援材料
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前日比51セント高の53.99ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は同59セント高の60.10ドル/バレルで推移している。 中国の新型肺炎による経済的影響への懸念が後退し、前日の米国株式市場は反発。この流れを受け、足元ではアジア株も反発していることから、第一商品フューチャーズ24の村上孝一課長(=写真)は「(株式と同様にリスク資産である原油も)買われている」と述べた。また、28日に米石油協会(API)が発表した週間統計では、市場予想に反し米原油在庫が取り崩しとなった。同氏は、今日発表の米エネルギー情報局(EIA)在庫統計でも同様に、「市場予想に反して在庫が減少という(需給引き締まりへの)期待感がある」と付け加えた。 日経平均株価は前日比130円高の2万3,345円71銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.17円と、前日17時時点(109.08円) と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 94.93 (↓3.63)
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