11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(3月限)は、前日比98セント高の53.12ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(3月限)は、同90セント高の59.19ドルで推移している。
世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの拡大に関して、中国の過度な渡航制限へのけん制を表明し、これまで広がっていたエネルギー消費減への警戒感が若干和らいだことや、前日の欧米時間帯の相場下落を受けた買戻しで、目先は「修正高となっている」(マーケットエッジの小菅努代表取締役)。ただ、現在の相場上昇について小菅氏は「月末の持ち高調整の雰囲気が強い。リスクを取りやすい環境ではなく、上伸力は勢いに欠ける」との見方を示した。
日経平均株価は前日比237円72銭高の2万3,215円47銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.07円と、前日17時時点(108.87円)から、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):94.54(↓1.38)
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