11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は、前日比95セント安の24.37ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は、同61セント安の29.33ドル/バレルと、いずれも下落している。
トランプ米大統領が2日、サウジアラビアのムハンマド皇太子との電話会談後、「ロシアとサウジ両国で日量1,000万~1,500万バレルの減産に動くだろう」との旨をツイッターに投稿。ロシアのエネルギー相も「ロシアは増産予定はない」と語ったほか、サウジアラビアが石油輸出国機構(OPEC)プラスの緊急会合の開催を要請したと報じられた。OPECプラスの減産合意観測が高まり、相場は急騰した。
その後、3日のアジア時間帯に入り、相場過熱感の一服で原油先物は反落しており、マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「OPECプラスの会合が実際にいつ開催されるか不透明感が残ることも相場の反落要因となっている」と述べた。
日経平均株価は前日比円銭安の1万7,906円96銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.88円と、前日17時時点(107.32円)と比べ、ドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 47.90 (↓0.01)
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