27日 原油は反落、需要の弱さと在庫高が重し
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は、先週末比1ドル30セント安の15.64ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は、同比30セント安の21.14ドル/バレルと、いずれも反落している。 原油相場は先週末まで続いた買戻しの反動で、売りが出ている様子。加えて、マーケットエッジの小菅努代表取締役は、「新たな材料は出ておらず、引き続き(新型肺炎の感染拡大を受けた)需要の弱さや在庫高が意識され、売られている」と述べた。先週末発表された米国内の石油リグ稼働数は、前週比60基の減少となったが、同氏は、供給面は支援材料としてさほど意識されておらず、需要の回復がみえなければ相場の上値は重いとの見方を示した。
日経平均株価は先週末比375円33銭高の1万9,637円33銭で推移している。ドル円相場は1ドル=107.53円と、先週末17時時点(107.70円)と比べ、ドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):44.69 (↓0.40)
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