27日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は、前日から0.56ポイント高の90.72と続伸した。国内(9種)は95.93(前日比0.39上昇)、輸入(9種)は91.83(同1.20上昇)、輸出(4種)は84.39（同0.07上昇)。

　国内指数は、総じて上昇。LSC重油は京浜と阪神渡しで同4.32ポイントそれぞれ大幅に上昇した。需給の引き締まりが影響した。一方、ガソリンは京浜と阪神渡しで同0.73ポイントそれぞれ下落した。先安観により相場は下押しされた格好。

　輸出入指数は、総じて上昇。輸入のブタンは同7.84ポイント大幅に上昇した。一方、プロパンは同0.06ポイント反落した。ブタンは需要回復を背景に急伸した。対して、プロパンは買い気の後退を受け弱含んだ。輸入の液化天然ガス(LNG)は同0.69ポイント高。需給の引き締まりが要因。また、輸出入のベンゼンは同0.07ポイント超の上げ幅となった。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場高を受けた。