12日 原油は反発、イランのテロ懸念で中東供給に不安
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は先週末日終値と比べ22セント高の59.54ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同29セント高の63.24ドル/バレルと、いずれも反発している。 12日アジア時間の原油相場は上昇。「イランを巡る中東情勢の緊張を受け、供給不安が材料視されている」(第一商品フューチャーズ24=村上孝一課長(写真))ようだ。イラン原子力庁は11日、中部ナタンズの核施設で電気系統のトラブルが発生したことに関し、テロ攻撃を受けたとの見解を明らかにした。敵対するイスラエルによる攻撃の関与が疑われることから、中東地域における情勢不安に伴う原油供給の引き締まりが懸念されているようだ。
日経平均株価は先週末比65円89銭安の2万9,702円17銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.47円と、先週末の17時時点(109.51円)と比べややドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 104.59 (↓1.43)
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