21日 原油は小幅続落、強弱材料が拮抗
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イラン核合意を巡る協議の進展を受け、米国のイランに対する経済制裁解除が同国原油の輸出再開につながるとみられている。これが需給緩和の弱材料となり、21日のアジア時間も上値が重い相場展開となっている。 ただ「米国や中国では経済が正常化しつつあり、年後半もこの状況が続くとみられる」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング=芥田知至主任研究員(=写真))ため、原油需要は今後も堅調に推移しそうだ。このように強弱材料が拮抗するため、原油相場は小幅な下落にとどまっている。 日経平均株価は前日比212円高の2万8,310円25銭で推移している。ドル円相場は1ドル=108.83円と、前日の17時時点(108.98円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100): 110.60 (↓0.74)
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