19日 原油は反落、OPECプラスの減産縮小合意で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は先週末終値と比べ98セント安の70.83ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同1.08ドル安の72.51ドル/バレルと、いずれも反落している。 石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」が18日、8月以降、段階的に協調減産を縮小すると合意したため、供給の増加が意識された。また米国などで新型コロナウイルスのデルタ株の感染が拡大していることを受け、ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「原油需要の回復が遅れる可能性もあり、需給両面の要因に相場が押し下げられている」と指摘した。 日経平均株価は先週末比427円63銭安の2万7,575円45銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.90円と、先週末の17時時点(110.17円)と比べドル安・円高方向に振れている。
|
東京 : 田鎖 03-3552-2411Copyright © RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.