20日 原油は反発、前日急落の反動で買い優勢
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(8月限)は前日終値と比べ49セント高の66.91ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(9月限)は同15セント高の68.77ドル/バレルと、いずれも反発している。 20日アジア時間の原油相場は値ごろ感からの買いが見られ、反発している。石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」による、8月から段階的に協調減産幅を縮小するとの発表を受け、19日米時間に原油相場が急落したことが買いを誘った。また、楽天証券経済研究所の吉田哲コモディティアナリストは「20日アジア時間未明に米株価が反発しており、同じリスク資産である原油相場もこれに連動して切り上がった」と指摘した。 日経平均株価は前日比153円3銭安の2万7,499円71銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.49円と、前日17時時点(109.85円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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