レックス22=反発、夏場の需要増勢で輸入低硫黄重油が急反発
27日のリムエネルギー総合指数22種(レックス22)は前日から3.35ポイント上昇し127.47と反発した。国内(9種)は121.00 (前日比0.50下落)、輸入(9種) は131.87 (同5.41上昇)、輸出(4種)は129.53 (同5.11上昇)。 国内指数は、総じて下落。ガソリンは京浜渡しで同1.73ポイント、阪神渡しで同1.91ポイントそれぞれ下落した。いずれも8月相場に移行し、取引水準が下方修正されたことが要因。一方、灯油は京浜渡しで同1.10ポイント、阪神渡しで同1.66ポイントそれぞれ上昇した。先高観を受けた。 輸出入指数は、全面高。輸入の低硫黄重油は同11.10ポイント急反発した。このところの北東アジアでの気温上昇や液化天然ガス(LNG)の代替として、夏場の電力向け需要高が追い風となった。輸出入のベンゼンは同5.73ポイント超の上げ幅となった。米国ベンゼン相場高が影響した。輸入LPGのプロパンは同5.15ポイント、ブタンは同5.09ポイントそれぞれ上昇した。また、輸出入のジェット燃料は同4.23ポイント超の上げ幅となった。いずれもアジア取引時間内の原油高を映した。
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