17日 原油は小幅反発、持ち高調整の買い先行
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(9月限)は前日終値と比べ17セント高の67.46ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(10月限)は同15セント高の69.66ドル/バレルと、いずれも小幅に反発している。 中国の経済指標の鈍化でエネルギー需要の後退が懸念され、前日の海外市場で原油相場は1ドル以上下落した。これを受け、17日アジア時間午前の原油相場は、「持ち高調整の買いが先行している」(マーケットエッジ=小菅努代表取締役)。加えて、米国石油協会(API)が17日に発表する週間石油統計で、米原油在庫が前週比で減少すると予想されていることや、為替市場のドル安でドル建て原油に割安感が広がっていることも強材料視されているもようだ。 日経平均株価は前日比40円38銭高の2万7,563円57銭で推移している。ドル円相場は1ドル=109.25円と、前日の17時時点(109.41円)と比べドル安・円高方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):123.89 (↓1.54)
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