8日 原油は反落、米ガソリン在庫増や利益確定売りで
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(1月限)は前日終値と比べ10セント安の71.95ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(2月限)は同18セント安の75.26ドル/バレルと、ともに反落している。 8日アジア時間の原油相場は需要不振懸念から下押されている。米石油協会(API)が7日に発表した週間統計によると、米原油在庫は前週比310万バレル弱の減少となったものの、同ガソリン在庫が市場の事前予想を超える370万バレル増となったうえ、オクラホマ州クッシングの原油在庫が240万バレル増となった。また、石油天然ガス・金属鉱物資源機構の野神隆之首席エコノミストは「2日前から6ドル程度上昇していた原油相場には、利益確定の売りが入っている」と述べた。 日経平均株価は前日比300円85銭高の2万8,756円45銭で推移している。ドル円相場は1ドル=113.48円と、前日17時時点の113.65円と比べドル安・円高水準。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):138.88 (↑2.87)
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