11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は祝日前の14日終値と比べ1ドル11セント高の108.06ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同1ドル38セント高の113.08ドル/バレルと、いずれも続伸している。
18日アジア時間の原油相場は、リビア産原油の供給が減少したため一段高の展開となっている。リビア国営石油(NOC)は17日、政府への抗議活動でエルフィール油田の生産が停止したため、メリタ港からの原油出荷に不可抗力条項(フォースマジュール)を宣言した。この他、同国ズヴェイティーナ港でも原油の積み出しが停止しているようだ。ドベイバ首相の退陣を要求する抗議活動が影響したとみられる。ニッセイ基礎研究所の上野剛志上席エコノミストは「欧州連合(EU)がロシア産原油の禁輸を検討していることも相場の強材料となっている」と伝えた。
日経平均株価は先週末比520円84銭安の2万6,572円35銭で推移している。ドル円相場は1ドル=126.55円と、先週末の17時時点(126.47円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):197.77 (↑0.51)
<PR>レポートのお知らせ
|
アジア石油製品を毎日発行しています!
韓国、台湾、中国を中心とした北東アジアに加え、
シンガポールなど東南アジアの石油製品価格および需給動向を、
日本語と英語で提供しています。
詳細はアイコンをクリックしてください。
|
|
ジャパン石油製品レポートを毎日発行しています!
日本国内の海上で取引されている石油製品スポット市場に焦点を当て、
市場や需給動向、取引状況、マーケットニュースなどを配信しています。
掲載油種はガソリン、灯油、軽油、A重油、LSA重油、LSC重油、HSC重油の7油種です。
詳細はアイコンをクリックしてください。
|
|
|