20日 原油は反発、下げ一服感や産油国からの供給減で
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(5月限)は前日終値と比べ59セント高の103.15ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(6月限)は同53セント高の107.78ドル/バレルと、ともに反発している。 前日の欧米時間に原油相場が5ドル超の急落をみせたことを受け、20日アジア時間は「下げ一服感から相場はやや反発している」と、石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の野神隆之首席エコノミストは述べた。また、同氏は「ロシアやリビアからの供給が減少しているうえ、石油輸出国機構(OPEC)が5月以降の増産目標とする日量43万2,000バレルを維持できなければ、供給薄が市況の下支え要因になる」と付け加えた。 日経平均株価は前日比159円84銭高の2万7,144円93銭で推移している。ドル円相場は1ドル=129.08円と、前日17時時点の128.07円と比べドル高・円安方向に振れている。
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