11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は前日終値と比べ1ドル20セント高の107.33ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は同1ドル42セント高の108.87ドル/バレルと、いずれも上昇している。
13日アジア時間の原油相場は、アジア主要株価指数の反発を受けて買いが優勢となり上昇している。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「東京株式相場を中心に堅調なことからリスクオンムードが広がっている」と指摘した。日経平均株価の上げ幅は現時点で650円を上回っている。米国の長期金利が一時と比べ低下したことや、12日の米国株式も終盤にかけて下げ幅を縮小。投資家心理が改善し、アジア時間の原油相場にも波及したもよう。ただ、中国上海市で都市封鎖が長期化しているほか、米長期金利の上昇など弱材料も散見されるため、「目先の相場は一進一退の動きが続くだろう」と同氏は述べた。
日経平均株価は前日比655円62銭高の2万6,404円34銭で推移している。ドル円相場は1ドル=129.10円と、前日の17時時点(128.83円)と比べドル高・円安方向に振れている。
◎リムエネルギー総合指数22種(レックス22、2010年平均=100):195.70 (↓3.95)
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