20日 原油は反落、需要低迷の懸念が売りを促進
11時15分現在、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI原油相場(6月限)は前日終値と比べ1ドル23セン安の110.98ドル/バレル、インターコンチネンタル取引所(ICE)の北海ブレント原油相場(7月限)は同1ドル21セント安の110.83ドル/バレルと、いずれも反落している。 アジア時間20日午前の原油相場は、欧米時間19日の上昇を受けた利益確定の売りにより弱含んでいる。三菱UFJリサーチ&コンサルティングの芥田知至主任研究員(=写真)は「中国のロックダウン(都市封鎖)実施や、米国の金融引き締め政策による需要低迷の懸念が引き続き弱材料となっている」と指摘した。 日経平均株価は前日比301円06銭高の2万6,703円90銭で推移している。ドル円相場は1ドル=128.06円と、前日の17時時点(128.23円)と比べドル安・円高方向に振れている。
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